ゲーミフィケーションとか、ワークシェアリングとか、ハッカソンとか、フラッシュモブなど - 白井雅史のアウトプット
ゲーミフィケーションとか、ワークシェアリングとか、ハッカソンとか、フラッシュモブなど - 白井雅史のアウトプット
ゲーミフィケーションとか、ワークシェアリングとか、ハッカソンとか、フラッシュモブなど
『WEB2.0』と『ゲーミフィケーション』の続きです。
NHKの番組で、「ゲーミフィケーション」について、こんな感じで説明してました。
なにか『課題』を与え、それを乗り越えたら『報酬』を与え、それからユーザ同士で『交流』をさせる。これらを循環させる事がゲーミフィケーションです、というような感じです。
僕は、これに違和感を覚えます。
例えば「テレビゲーム(或いはコンピュータゲーム、ビデオゲーム)って、どんなの?」という質問に、
「う〜ん、ザコ敵を倒して経験値を貯めてレベルアップして、装備を揃えてラスボス倒して、お姫様を救う。」と説明するような感じですかね。
それってRPGやん!てゆうか、イマ時のRPGも、そんな単純じゃないし。RPG以外にもマリオカートみたいなんもあるし、ウイイレみたいなサッカーゲーム(僕はサッカーシミュレーターと呼びたい)もあるし。
まぁ、テレビ番組という限られた時間の中では、あんまりあれやこれやと説明し過ぎると、視聴者が混乱するので、説明はシンプルなほうがいいという判断でしょうか。
確かに番組内で紹介されてた『人事評価にバッジの仕組み導入』する例なんかは、この『課題』『報酬』『交流』という説明で理解できます(若干、報酬の部分で怪しい気がしますが)。
ゲーム化でモチベーション上げろ!ゲーミフィケーションで成長する企業 : J-CASTテレビウォッチ
しかし、『イギリス、議員の経費不正利用をみんなで検知しようという試み(Investigate your MP's expenses)』なんかは、『課題』『報酬』『交流』というのでは、無理があるような気がします。
ちなみに番組内で紹介された事例一覧は、こちらで見れます。
1/25NHK「クローズアップ現代」でゲーミフィケーション | gamification.jp
『エイズ治療薬のためのタンパク質構造解明ゲーム(foldit)』というのも、そうですよね。
突然ですが、僕はずっと『ワーク・シェアリング』というキーワードが気になってます。
東日本大震災直後に行われたアイディアソン、ハッカソンの『Hack For Japan』というのがあるそうなんですが、この『ハッカソン』もゲーミフィケーションと関連付けて語れそうな気がします。
今のところ、気がしてるだけですが・・。
ハッカソン以外にも「何時間以内にグループでビジネスモデルを起ち上げる」みたいなイベントとか、ありましたよね。あれって何て言うんでしたっけ?
そして、またまた突然ですが、装丁がカッコいい、こちらの本。
2ちゃんで言うところの「祭り」ですかね。詳しく説明されてます。
この『フラッシュモブ』なんかもゲーミフィケーションと関連付けて語れるんじゃないか、そんな気がしてます。
24時間テレビでイカサマしてないか監視する『24時間マラソン監視オフ』とか。
こちらでも書きましたが、「現実世界は不完全で歪(いびつ)だ」。そして、ある種、それをゲームが補完する、というのがゲーミフィケーションの本質だと僕は考えてます(NHKでは、そんな意味不明な説明できないと思いますが)。
続きます。
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